室内に差し込む日の光や照明の明かり等を、柔らかく演出できる素材です。 暖かみがあり、優しい風合いが特徴で、時間の経過と共に和紙のもつ表情が変化します。 和紙素材の特徴として、湿気を吸放出することによる調湿効果があります。 ビニルクロスに比べ、下地の影響を受けやすく注意が必要ですが、当社では入念な下地処理の実施により、 風合い豊かな和紙の魅力を引き出すことができます。
近年はレーヨンを使用した素材が大半を占めますが、麻や綿、絹のような自然素材を使った織物壁紙も多く存在します。 織物素材の特徴として、調湿性・通気性があり、結露が発生しにくいという長所があります。 織物壁紙の天然素材はビニルクロスに比べ、伸縮する為、施工の際に壁紙のつなぎ目が目立ちやすいので注意が必要ですが、 当社では使用する商品のサンプルを事前に用いて、伸縮性を確認した上で施工を行います。
国産壁紙には無い鮮やかな発色、ダイナミックな柄が使われたインパクトのあるデザインで、多種多様な商品が多く存在します。 日本で使用されている壁紙は、9割以上がビニール壁紙と言われていますが、海外ではフリースや紙等の豊富な素材が普及しています。 素材の違いにより、施工時の下地処理やノリのつけ方等扱い方が異なり、施工箇所の壁紙の割付けを念入りに行う必要があります。 その為、技術により仕上がりに差が出やすいと言われています。 当社では輸入壁紙の施工実績が豊富な職人が在籍しておりますので、壁紙の特徴を最大限に活かす施工を行うことが可能になっております。
オリジナルのデザインデータ、写真や絵などを専用プリンターで印刷した壁紙です。 インクジェット壁紙の特徴として、高解像度のデータでも、壁紙として作成することができます。 また、エンボス加工や汚れ防止のコーティング加工を施す事が可能です。 当社会議室では、プロカメラマンと同行し屋久島で撮影した写真を壁紙に採用致しました。 お好きな風景や写真データが選択でき、縮尺を変えることで施工するエリアを選ばず、とても自由度が高い商品です。 ただし、写真データ等を壁紙にする場合は、繋ぎ目の柄を合わせる等注意が必要になります。 当社では、施工する前に割付けの確認を厳密に行うことで、より細部にまでこだわった仕上りを目指します。
美しい輝きを放ち、圧倒的存在感と品格を持ち合わせている素材です。 一般的には、金箔や銀箔がよく知られていますが、箔壁紙の素材はそれ以外にアルミニウム・鈴・真鍮等バリエーションが豊富です。 これらの素材は、職人の手で薄く打ち延ばして作られており、不燃素材の壁紙が多く存在します。 商品が非常に薄く、施工難易度が高い為、当社では経験豊富なメンバーのみが施工を実施します。
緞子貼りとは壁面にクッション材を取り付け、その上からカーテン生地や椅子生地のファブリックで覆う伝統的な工法です。 ヨーロッパなどでは、宮殿や高級ホテルで多く採用されています。 ファブリックの中にクッション材を挟み込んでいる為、空気層ができ、断熱・保温・吸音の役目を果たします。 ファブリックのテクスチャーを生かすことで、クロスでは表現できない高級感と立体感のある空間を創出します。